バイアグラと人生観

バイアグラを使用するに当たって、人々がためらうことと言ったら、どんなことでしょうか?
ひとつはおそらく、バイアグラの価格でしょうが、これは人によりけりですし、もしジェネリックでよければ相当安く(現在もっとも安くあげようとすれば1回50mg70円以下で買えます)なっているので、ここでは問題とはならないかと思われます。
もうひとつは、というか多くの人にとってもっとも心配していることは、バイアグラを常用することによって深刻な副作用がありはしないか、ということではないでしょうか。
これは、この薬が販売されて、まだ15年ほどしか経っていませんから、まだまだ本当の意味の臨床試験中といっていい状態ですから、何とも言えません。
ただ、現在少なくともはっきり言えるのは、もともと心臓病や低血圧症などの持病をもつ者以外で、きちんと用法・適量を守っている場合、深刻な副作用が報告されている例はほとんどない、ということです。
仮にあったとしても、その可能性は極めて低く、他の様々な薬品の危険度と同じ程度だということです。
それでもやはり、勃起しないものを強引に勃起させるなんて、不自然だ、きっと何か大自然からの「むくい」があるはずだ、などと思うかもしれません。
でも、そういった単純な自然信仰は、バカバカしいとしか言いようがありません。
それを言うなら、現在のように人が平均寿命80歳近くになるまで長生きすること自体不自然なのであり、大昔のように重病にかかったら治療せずに死んでいったらいいのです。
生きていくから、性欲処理が重要だし、孤独もいやだし、恋愛も必要なのです。
肉体は欠点なしとはいえなくても、心は愛を求めているのです。
そして、男女の愛にはセックスが不可欠です。多くの女性が、やはりセックスできる男性を求めるでしょう。
一部の女性にとってはそれが絶対不可欠で、もしかしたら経済力や多少の性格的欠点より勝るかもしれません。
男も、肉体よりも精神のほうがずっと老化が遅いのです。もしかすると、精神は永遠にセックスを求めているのかもしれません。
川端康成や谷崎潤一郎にもそんな老人の性を描いた作品がありました。
そんな肉体と精神の矛盾をある程度までは解決してくれるのが、バイアグラなど勃起薬なのです。
こんな文明の利器を使わない手はあるでしょうか?
必要ならば毎週のように使えばいいのです。
それで深刻な副作用になる可能性は、交通事故に遭うより少ないでしょう。

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